今こそチャンス!使いやすくなったジュニアNISAを徹底解説

お金のこと

親として知っておきたい!教育費に備えるジュニアNISA

最近よく耳にするジュニアNISA。ジュニアNISAって何か知っていますか?
ジュニアNISAを知ってるか知っていないかであなたのお子様の将来が変わるかもしれません。
子供にかかる教育費は一人当たり1,000万円と言われています。できる限り子供には、教育資金を準備してあげたいですよね。ジュニアNISAは、この教育資金の準備に大きく関わってくるので親として必ず知っておきたいことの1つです。
これからジュニアNISAについて分かりやすく解説していきますので是非最後まで読んでみてくださいね。

YUKI
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ジュニアNISAについて解説する前に、お金を増やすには知っておきたい3つのポイントがあります。

お金を増やすための3つのポイント
  1. 貯める
  2. 稼ぐ
  3. 長期投資をする
YUKI
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今回は③の長期投資についてのお話です。
①貯めるが出来ていない方は次の記事を参考にしてみてください。

本記事を読むメリット

check!
  • ジュニアNISAについて理解できる
  • なぜ、今始めるチャンスなのかが分かる
  • どの商品がおすすめか知ることができる
  • おすすめの証券会社を知ることができる

そもそも、ジュニアNISAって何?

ジュニアNISA聞いたことはあるけど、一体何のことでしょう?
ジュニアNISAとは、子どもの将来に向けた資産形成をサポートするために導入された非課税制度のことです。通常、株や投資信託などは利益に対して税金が発生します。「税金って言っても数%でしょ?」と思うかもしれませんが、実は利益に対して20.315%もの税金が引かれてしまうのです。

例えば、株を100万円分購入したとします。その後、株価が上がって105万円で売却。そうなると5万円売却益を得ますが、この5万円に対して20.315%の10,157円の税金が引かれ、実質は39,843円のみ手元に入ってくるということになります。

YUKI
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せっかく利益が出たのに1万円近くも税金引かれてしまうのね〜!

その税金を免除してくれる制度がこのジュニアNISA。この制度を利用すると利益が出ても非課税で売却益を受け取ることができるのです。ただし、このジュニアNISAは誰でも利用できるわけではないし、いくらでも投資して良いというわけではありません。

ジュニアNISAを利用するための条件

  • 日本在住の0〜19歳
  • 非課税投資枠は最大400万円(年間80万円)
  • 投資期間は2016年〜2023年
  • 子どもが成人するまで非課税で運用可能

つみたてNISAとの違い

ジュニアNISAとつみたてNISA違いがあまり分からないという人はこちらの表を参考にしてみてください。

つみたてNISAジュニアNISA
年間投資可能額最大40万円最大80万円
非課税運用期間20年5年
※2024年以降は子が18歳になるまで非課税で保有可能
投資対象商品一定の要件を満たした投資信託等のみ株・投資信託・ETFなど投資対象が豊富
運用者本人親権者など
出金自由にできる18歳まで不可
※2024年以降はいつでも払い出し可能
YUKI
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投資期間が2023年までってもうすぐ終わっちゃうのに、何で今がチャンス?と思いますよね。それについては、次の項目で説明します。

2024年以降いつでも払い出し可能になり、便利になったジュニアNISA

この制度が始まったのは、2016年。しかし当時、あまり人気が出なかったんです。
なぜ、不人気だったかというと、18歳になるまで払い出しが出来ないという払い出し制限があったから。好きな時に払い出しが出来ないようでは、売却するときにかなり損失がある可能性もありますよね。このような理由で不人気だったのですが、あまりに不人気なためジュニアNISAは2023年12月をもって廃止されることになりました。

しかし!!
この廃止決定によりジュニアNISAは非常〜〜〜に良い制度になったんです。だって、廃止以降の2024年以降はいつでも払い出しが可能になったから。このことにより、利益が出たぞ!ここで売却したい!という時に払い出しが可能になったんですね。(※全額出金のみ払い出し可能となります)

でもリスクはあるよね・・・

もちろんリスクはあります。リスクのない投資なんてありません。だから、商品をしっかり選ぶこと、余裕資金で投資することが大切です。生活費を削ってまで投資するということは絶対にしないでくださいね。また、ジュニアNISAは長期投資をすることが大前提です。投資してすぐに利益が出るようなことはほぼありえません。

一般的に投資は、15年の投資期間をとるとマイナスにはならないと言われています。その中でプラスになる時期もあればマイナスになる時期もあります。一時的には50%程度下落することもあると心構えして投資することが大切です。下がった後には必ず上がる時期がやってきますので、焦らずゆっくり構えましょう。

おすすめの商品は?

ジュニアNISAを始めるなら、株式ファンドがおすすめです。株式ファンドとは、株式投資信託のことをいいます。要するに、様々な企業の株をミックスした投資ということです。その中でも以下のような株式ファンドがおすすめです。

  • S&P500連動のファンド
  • VIT全米株式ファンド
  • VT全世界株式ファンド

個人的には、色々ある商品の中でもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という商品がおすすめです。
米国株がおすすめな理由は、米国株は過去30年右肩上がりで成長をしているということと、今後も人口増加によって利益拡大が見込まれるからです。人口が増えると、労働者・消費者が増えて経済が活性化されますよね。そうなると当然企業の利益も増えます。一方、日本は今後人口が減少していくと言われているのでそのような点からも日本株にはあまり期待できないです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは、米国株式で構成された人気の投資信託の1つです。これ1つでアメリカの全体の大型株500銘柄に投資することが可能です。このS&P500は米国の中でも優良株ばかりが集まっています。日本の東証一部上場企業の中には業績があまり良くない企業も入っていたりするのですが、アメリカはこの辺の審査がかなり厳しいのでここに残っている企業は優良企業ばかりということになります。
また、この商品の手数料は年0.00968%(2021年2月現在)とかなりお得になっています。

S&P500とは?

銘柄数が500あり、時価総額が大きい大型株で構成されています。時価総額加重平均型の指数のため、時価総額が高くなった企業は追加され低くなった企業は除外されるような仕組みになっています。

米国株だけを保有するのは不安だという人は全世界株式ファンドに投資してもいいと思いますが、実際全世界株式の50%以上は米国株が占めているそうです。

YUKI
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ジュニアNISAについて理解は出来ましたか?
「ジュニアNISA始めてみよう!」と思った方は、まずは証券会社の口座を開設するところから始めてみましょう。

おすすめの証券会社は?

証券会社も色々あってどこを選べば良いのか迷いますよね。
ジュニアNISAを始めるにあたって個人的におすすめの証券会社は、以下の2つです。

この2つの証券会社は、他の証券会社と比べ投資信託の取扱本数が圧倒的に多いです。特にSBI証券は外国株式の取扱もあるので選択肢の幅が広がりますよ。

まとめ

投資は怖いとか危ないっていうイメージがある人もいると思いますが、しっかりと知識をつけることで将来の自分や大切な家族を守る財産となります。ただし、ネットには誤った情報や詐欺のような情報もありふれています。簡単にお金を増やす方法なんてありません。情報を正しく収集し、理解してから資産運用を始めてみましょう。

この記事を書いた人
Web Designer | YUKI

一児の母/Webデザイナー
出産後、未経験からWebデザインを学び、フリーランスWebデザイナーとして活動中。
結婚や出産で環境が変わっても、女性が自分らしく輝けるようにデザインを通してサポート。
ホームページやSNSで使用する画像/ロゴ/名刺 など制作しています。
ご依頼・お問い合わせはポートフォリオサイトをご確認ください。

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